過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
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759:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:47:32.87 ID:qWjAzS6io

   しばしの沈黙が流れた。

   太陽は完全にその姿を現していた。
   朝日が彼女を髪の毛を照らし、記憶の中と同じ綺麗な金色に染め上げていた。
以下略



760:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:48:38.68 ID:qWjAzS6io

QB「あれは……マミと出会って、三年が過ぎたころだ。雨の日だった」

QB「僕はマミと一つの約束をしたんだ」

以下略



761:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:50:26.52 ID:qWjAzS6io

QB「マミの最後の言葉は聞いた。だけど、僕からは贈れなかった」

QB「約束した、その時点で、何を言うかは決めていたんだ」

以下略



762:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:51:40.55 ID:qWjAzS6io

   ……なるほど。

   そう思った。
   私には、見当がついた。
以下略



763:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:53:06.74 ID:qWjAzS6io

QB「……。だから、仕方なく別のことを言ったんだ。マミが最も喜ぶであろう言葉をね」

ほむら「……」

以下略



764:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:54:10.90 ID:qWjAzS6io

QB「……。それにしても、よくわかったね」

ほむら「長い付き合いだもの。あなたとも、彼女とも」

以下略



765:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:56:15.60 ID:qWjAzS6io

   318年。

   一口に言ってしまえば簡単だが、実際、人にとってそれは途方もない長さだ。

以下略



766:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:57:25.16 ID:qWjAzS6io

   二年。
   たった二年だ。

   この街から人が消えたという、ただそれだけのことが、
以下略



767:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:58:25.99 ID:qWjAzS6io

ほむら「……」

QB「まぁ、その記録も、すぐに君が追い越してしまうんだろうね」

以下略



768:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/17(水) 21:59:40.54 ID:qWjAzS6io

   手にした棒きれの先端に火を点け、祭壇の隙間に挿し入れる。
   小さな火種は瞬く間に燃え上がり、彼女の身体を包み込む炎となった。

QB「……」
以下略



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