61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2011/05/14(土) 22:15:03.28 ID:/ik76D/i0
「美味でした!!」
「大げさすぎるんじゃない?そのリアクションは」
目の前に出されたハンバーグと(和風)サラダをあっという間に平らげた俺は合唱して感想を言う。
「いや、マジで美味しかった。これ本当にウチにあった肉か?」
「正真正銘、冷蔵庫にあったお肉よ」
「そっかー。やっぱり料理が上手なんだな、御坂は。いい嫁さんになれるよ」
電撃使いじゃなくて、料理を美味く作る能力なんじゃないかと思うほどに。
「な!?なな何言ってるのよ!!お嫁さんなんて……」
「嘘じゃないぞ」
いやもう、掛け値なしで。まあお嬢様で超能力者の御坂と釣り合う相手なんて、そうそう現れはしないだろうけど。
それこそあの常盤台理事長の孫ぐらいじゃないだろうか。あ、俺が会ったのは偽者だっけ。
「ああー、もう!変なこと言わないでよね!!」
そんな叫びと共に半狂乱になりながら残っていたハンバーグを一気に食べ終えて、ガチャガチャと音をたてて食器をまとめだす。
あれ。俺はまた余計な地雷を踏んで御坂を怒らしてしまったのだろうか。
「ほら!アンタも食べ終わったんならもう片付けるわよ!!」
「は、はい……」
御坂の圧倒的な勢いに押されてすごすごと立ち上がり、洗物を始める。
今回は俺が食器を洗い、御坂が拭く。このコンビネーション(?)で皿に付いた幻想(汚れ)をぶち殺し(洗っ)ていく。
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