15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[sage saga]
2011/05/12(木) 21:02:11.84 ID:7TfqMd1bo
QB「それなら、けっこうな数の魔法少女がクリアした前例があるよ。
さっき紹介した、この町のもう一人の魔法少女なんて、二年を超えて戦っている」
恭介「その後は?」
QB「やはり先の事さ。おしゃべりが好きなんだね、恭子」
恭介「その後は?」
QB「恭子、悪いけど僕はそろそろ……」
恭介「魔法少女じゃなくなるんだろう?
そんなに力を持った少女が何人もいたら、大変だものね。
魔法少女が災いを振りまく存在になってしまう」
QB「……」
恭介「必ず優劣ができる。必ず落伍者が出る。
上位にいたって気高くあり続ける事はできない。背から刺されると思えばね。
なにせ少女の集まりだ。それも、奇跡なんて抜け道をくぐってしまった子たちだ。
不満と欺瞞と劣等感。とてもじゃないけど希望に輝く宝石には見えない。
──魔法少女とは、もう呼べないよね」
QB「ふむ」
恭介「魔女って……そういう事かい?」
QB「まいったね。答えづらい質問だよ。YESとも言えるしNOとも言える。
でもキミの質問に答えると約束したからね。
こう答えよう──キミの想像は現実に届いてない」
恭介「そうか。じゃあ、見せてくれないか、キュゥべえ。
僕は君と、君の言う現実に、ちょっと興味がわいたよ」
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