16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[sage saga]
2011/05/12(木) 21:02:54.45 ID:7TfqMd1bo
QB「ぼくと契約すれば、キミはこの世のすべてを知る事だって不可能ではないよ」
恭介「その気がないわけじゃないけど、もうすこし話を聞かせてほしいな」
QB「恭子はおしゃべりが好きだなあ。たいていの子は、すぐに願い事を言ってくれるよ。
それこそ、こちらの話を半分も聞いたためしがない」
恭介「それは君のまわりくどい言い方にも問題があると思うね。
でもおしゃべりが好きなのは否定しないよ。僕はリア充だからね。
裕福な家庭に生まれ、一度見れば覚えるから、物を習う苦労をした事がない。
容貌麗しく、あらゆる分野に才があり、オモシロ幼馴染みまでついている。
この上条恭介こそリア充・オブ・リア充だよ」
QB「うわぁ」
恭介「しかし今日からは上条恭子。魔法少女になる選択肢まで授かってしまった。
はてさて、これまでこんなリア充な魔法少女はいたかい?」
QB「裕福な娘もいたし、美しい少女もいたけれど……、
自分で自分をリア充とか言い出した子は、キミが初めてかな」
恭介「新型魔法少女。ますます気が乗ってきたね」
QB「リア充魔法少女になるために、そろそろボクと契約するかい?」
恭介「その気がないわけじゃないけど、もうすこし話を聞かせてほしいな」
QB「もう消灯時間って奴じゃないのかい」
恭介「声を抑えればいい。ふふふ、今夜は眠らせないよキュゥべえ。
ああ、でも、声を出さずに話す方法もあるものだよね、魔法なんだから。
……もしかして君、今、裏で誰かとしゃべったりしていないかい?」
QB「……。さやかが魔女の結界に近づいていてね、指示を出しているんだよ」
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