531:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/12(日) 21:21:46.94 ID:4+zNqaE+o
クレヨンの線そのものの使い魔は、壁をすべり降りて、糸の足場へ集まってきた。
が、落ちる。飛んできたボールに怯んでバランスを崩し、仲間を掴んでなだれのように落ちる。頭が悪いのだろうか。
それでも寄ってくる敵は、エリィが糸をひねり、人形で蹴り、落としていった。
エリィ「重い、鬱陶しい」
仁美「どなたも、魔女、という感じではありませんわね」
杏子「でもエリィの言うとおり、魔女はここにいるはずだ。ソウルジェムにも反応がある。
こりゃ、こっちから攻めるしかないよね!」
ジャキン!
…ビュンッ
杏子「巣を壊されたくなかったら、とっとと出てきなよォ!」
ガリガリガリィッ
挑発的に、残ったラクガキごと壁を傷つける。
しかし出てきたのは、またもや使い魔達。
幼児の風貌をして、蜂のように飛び回る彼女ら。それぞれ右手にクレヨン、左手にボールで武装した姿は勇ましく。
*『ブウゥゥンブウウウン、ブゥゥゥゥゥィイィィー──ッ!!』
コンベアを伝って飛んできた使い魔の大編隊、小癪なことに、現状もっとも有効な攻撃を開始。
それは投下。
クレヨン、ボールの雨あられ。
足場、大幅に破損。
エリィ「仁美っ、掴まっ、──!」
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