605:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/18(土) 21:01:25.37 ID:A41fcqI7o
ほむら「えーっ……あ、いいえ、まどか、いえ鹿目さんにも、そういう……いるかしら」
恭子「ま、真相は藪の中。さて、鹿目まどかさんが亡き今、暁美ほむらさんが生きる今。
──君は何をしているかや?」
ほむら「何? 何……かしら。わからない。まどかのいない世界で、私は……」
恭子「このバカチンが! 学生だよ君は!」
ほむら「そ、そうだった。私は中学生。でも、長く長く入院していた。
私は、そう私、退院は嬉しかったけど、勉強は苦手……体力もなかった」
恭子「うーん。中退して引きこもりという道もある」
ほむら「そんなのダメッ。せっかく学校に行けるようになったのに!」
恭子「イイコチャンだねぇ。となれば、君の道は上り坂だ。山盛りの宿題。慣れぬスポーツ。仁義なき成績表」
ほむら「……不安だわ。こわい」
恭子「そんな子を放っておけないなぁ」
ほむら「……え?」
恭子「僕がいる。クラスメイトがいる。うちのクラスには学校一有名な学級委員もいるんだよ」
ほむら「うん。そうね。そうだった。志筑さんは、ここではない時間軸の話だけど、私のために勉強会を開いてくれた。
あの時、淹れてもらったお茶、みんなで食べたお菓子……すごく美味しかったの」
恭子「節介焼きが多いのさ。ヤキモチ焼きも多いけどね」
ほむら「でも、でも、私、みんなと仲良くできそうにない……」
恭子「そんな子をますます放っておけないよ! さ、おいでっ」
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