67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(便型県)[sage saga]
2011/05/13(金) 21:25:24.52 ID:S8uJoEN0o
〜教室
仁美「さやかさん、おはようございます。上条さん、退院なさったんですね」
さやか「うん……ごめん、今日いっしょに行けなくて」
仁美「構いませんわ。さやかさん、上条さんがお好きなのでしょう?」
さやか「ふえっ」
仁美「とても仲が良くていらっしゃる。小さい頃からのお友達ですものね」
早乙女先生「はいはーい、みなさん席についてー。今日は大事なお話がふたつあります。
まず最初、しばらく入院していた上条恭子さんですが、めでたく! このクラスに戻ってきました!
……では、本人から挨拶があるという事ですので」
恭子「はい。入院していました、上条恭子です。
骨折で入院していると先生に伝えてもらうように頼んでいましたが、それはウソです」
早乙女先生「えっ」
恭子「事故により首の骨が傷ついて、身体の自由が効かなくなったんです。
お医者さんによると、半身不随……手足に一生、障害が残るかもと言われていました」
*「えっ? えっ? えーっ?」
*「マジで……」
中澤「…………」
恭子「でも、……美樹さやかさん」
さやか「は、はいっ?」
恭子「君は毎日見舞いに来てくれて、ずっと僕のそばにいてくれた。僕を励ましてくれた。
僕がまた学校に通えるようになったのは、最新の医療技術より何より、きっと君のおかげです」
843Res/753.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。