687:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/24(金) 21:42:53.95 ID:q8Dh3g/5o
〜二階
QB「勉強をするんじゃなかったのかい」
さやか「キュゥべえ、いつからそんなオカアサン気質になったの。それともドラちゃんイメージ?」
QB「キミ達は、他者から発信される嘘にああも敏感なくせに、己の嘘には、こうも寛大だ」
さやか「嘘じゃないもん、ちょっとはしたもん。それに勉強くらいの事で、恭介だって怒ったりしないよ」
QB「キミが上条恭介の何を知ってるんだい?」
さやか「……何をって」
QB「何をすれば怒るか、何をして喜ぶのか。キミに把握できているとは思えない。
実際、キミはキミの願いで、カレがどれほど変容したのか……いや、キミがカノジョに触れた瞬間、何が起こったのか。
キミはカノジョに、どれほどの事をしたのか。カレにどれほどの事をするのか。まったく知らないだろう?」
さやか「意味がわかんない」
QB「上条恭介を女の子にしてほしい。キミはそう願った」
さやか「それは、あたしがもっと他の願いとか……たとえば、恭介の腕が治るよう願うべきだった、って事?」
QB「腕だの、指だの……入院していた上条恭介がどんな状態だったか、わかっていないのかい?」
さやか「知ってるもん」
QB「いいや、わかっていないと思うよ。」
さやか「知ってるよ。運動障害。左手と左足が思うように動かせないんでしょ。最初はベッドに座るのも大変だったって。
手を身体の下に巻きこんじゃったり、つらくて食事を半分も残しちゃったり……」
QB「……感覚障害」
さやか「それも知ってる。からだの左側が痺れる。左側は目もよく見えないし、手の感覚もあんまりないって」
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