749:すけこ☆マギカ[sage saga]
2011/06/28(火) 22:05:11.01 ID:R4iq2nTuo
〜河沿いの道
上条母「アナルフィストファック」
QB「…………」
上条母「反応なさい」
QB「……。……もうどうにでもして……」
上条母「我が子に暖かい言葉もろくに掛けられず今生の別れ、傷心のところに、ちょうどいいアームウォーマーだわ」
QB「わけがわからない。ひょっとすると、僕は気づかぬ間に、異次元に迷い込んでしまったのか。
キミのような一般人に、認識を許可した覚えはないのに。どうして、ボクを見て、接触もできる?」
上条母「あなたが生き物だからよ。この白い肉穴に繋がる糸の先にいるのが、生き物だからよ。
全ての生き物には、共通して逃げられないものがある。その内の一つが私、というワケよ」
QB「人の形をした、『運命』だとでも?」
上条母「それは違うわ。『不意』よ。誰も予測できないモノ。この世に有り触れたモノだわね。たいして意味もない」
QB「……この親にして、あの子有り、という事か」
上条母「それも違うわ。確かに、『何も予測しない』私でなければ、恐ろしくて産めたものではなかったかもしれない、けど。
でも、あんな自己組織化は、あの子の火事場のクソ力。……場当たり性は、私から奪ったようね。
もっとも、奪われたくらいで完全に失われるモノゴトなんて、そうそうないわ」
QB「宇宙の未来を奪われてしまっては困る」
上条母「そうそう、私は生まれてこのかた、一度たりとも頭で考えて喋った事がないのよ。脊椎反射で生きているの」
QB「……話を聞いてほしいなあ」
上条母「──あなた、逃げたいの? 助けてほしいの? 自分の抱えた卵がガラガラヘビの卵と知って、恐ろしくなった?」
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