過去ログ - さやか「きょうこ、きょーこ」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)[sage saga]
2011/05/12(木) 20:53:40.44 ID:7TfqMd1bo
QB「それより上条恭……子。……恭子でいいんだよね……。
   挨拶がまだだったね。ボクはキュゥべえ、魔法の使者さ!
   ボクが見えるという事は、キミにも魔法少女の素質があるという事だよ!」

恭介「魔法少女。へえ」

QB「キミが、その命を賭すに足る願いを持っているなら、ボクと契約する事ができる。
   災いを振りまく魔女に対抗できる唯一の存在、希望に輝く魔法少女になれるんだ!
   その願いの力が強ければ強いほど、どんなことだってできる可能性があるよ。
   たとえばその体を治して、また自由に動くことだって可能さ!」

恭介「ねえねえ、さやか。君はどんな願いをしたの?」

さやか「ひゃっ、それ聞いちゃうの!?」

恭介「いいじゃないか教えてくれよ。ねえねえ」

さやか「あう、ほっぺたつつかないでぇ、言うからぁ……」

QB「……話を聞いてほしいなあ。
   恭子、さやかの願いはキミがカラダで理解しているとおりだよ。
   キミに女の子になってほしい、って」

さやか「だって、あたしが男になっちゃったら、魔法少女になれないでしょ」

QB「男が魔法少女になるなんて、それはありえないね」

さやか「そーでしょ。想像したらえらい事だもん」

恭介「……。ふーん、そうか。キュベーの魔法はすごいんだね。
    僕の肉体を変化させて、周囲の人々の認識や、記録まで変えてしまえるのか。
    しかも下着を女性用にする事まで!」

QB「ボク、キュゥべえって名乗ったはずなんだけどな……。
   さっきも言ったけど、あくまでボクはさやかの願いを受け取ったに過ぎないよ。
   すごいのは、自分のココロに正直になった彼女なのさ」


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