過去ログ - 少女「奴隷はもうやだよ……」
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954:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage_saga]
2011/09/24(土) 23:53:01.69 ID:Y4SPWTf2o
豪商「この地中海に響かせましょう。
 ミエディッチ・バンカ・ポポラーレの名を知るもの来たれ、と。
 せっかくなので、タリア商会でも組みますか」にこっ

眼鏡「ぶふぅっ」ぶはーっ

ツンツン「ぎゃーっ、ちょっ、お前!
 なんでわざわざ俺を向いてお茶を噴くんだよ」

眼鏡「いや、そっちしか大丈夫な方向が……
 って、ツンツンなんかはどうでもいい」

ツンツン「酷っ?!」

眼鏡「じいさんっ!
 まさか本当にミエディッチ銀行を動かす気か!」

豪商「本体は破産、解体しましたがね。
 合同出資していた商人達の水面下のつながりで、
 必要な程度には声をかけますよ」

ツンツン「なんだ、それ、すごいのか?」

公女「……ウチが丸ごと買われてもおかしくないかも」

ツンツン「……は?」

眼鏡「テンプル騎士団……別名、巡礼者銀行しかり、
 ミエディッチ銀行しかり、
 名前の知られてる銀行って呼ばれる連中は、
 国の一つや二つ、買いかねんだけの金があるのさ。
 おいじいさん、突っ込むのはいいが、
 余波でこの島を丸ごと吹き飛ばすなよ。
 下手すりゃ騎士団より凶悪だ」

ツンツン「はぁああ?!」

豪商「ほっほっほ、大丈夫ですよ。
 私もこの国を愛する人間の一人です。
 流儀に添う方法で、骨身を惜しみませんよ」

公女「……えーっと、とりあえず、
 タリア島の開発予算は完全に準備できた、ね。
 あははは……はぁ」

ツンツン「なんだよ、一応味方みたいだし、喜べよ」

公女「うん、まあ、あと一歩……
 あとは、青年さんを通じて、
 騎士団にこの条件で押し通すの、が……」ぐらっ

男「っ、おいっ」ばっ

 がしっ

男「大丈夫かっ、何があった!」

 ざわざわ、ざわざわ

  ぐぅぅ……

ツンツン「……おい」

公女「気が抜けたら、
 急に足から力抜けておなかへったぁ……」ぐるぐる

 ぐちゃぁっ

男「大丈夫か?」ぐいっ

公女「え、ちょ、待って、
 さすがに背負われるほどじゃないって!」 

男「うるさい。大人しくしていろ」

公女「ぶう……」




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