過去ログ - 奈々子「高須君の彼女なんだよ。」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/05/16(月) 14:31:46.77 ID:wcwGkRoho
目的地についた私たちは
私と高須君、北村君と麻耶が向かい合うように座り、それぞれ飲み物を注文した。
「まるおって、その、た、高須君と仲がいいんだねっ」
「そうだな!高須とは1年のころから親友でな。
こいつ顔のせいで色々誤解されがちだけど中身はとってもいい奴なんだよ。」
北村君は誇らしげにそういったが麻耶の顔はひきつっていた。
まあ今までいろんな噂を聞いていた私たちにすぐに信じろってのが無理なのかもしれない。
ガチガチに緊張して北村君を見つめている。
でも私は教室での高須君をみて少なくとも悪い人じゃないってのはかんじていた。
だから私から話しかけた。
「ごめんなさいね。この子まだ信じられないみたいで」
「い、いや。いいんだよ、こういうの慣れてるからっ・・・
さっきだって木原さんたちが北村と話したそうだったから空気読んで隠れたのに・・・」
タイミング的にそうじゃないかとは思ってはいたけど・・・
推測が確信に変わってから打ちとけるのにそう時間はかからなかった。
高須君の家庭が片親だというのは前から知っていたので幾分気軽に自分の家の事情も話せた。
分かったことは
「高須君も家の仕事を一手に引き受けていること」と
「悪い人じゃないんじゃなくていい人だということ」だ。
そんなことを話しているうちに飲み物が持ってこられた。
私と麻耶はレモンティー、高須君はコーヒー、北村君はロイヤルミルクティーだった。
4人がたわいもない歓談にふけっていると北村君がふいに声を上げた。
「なあ高須、ロイヤルミルクティーってミルクティーとどうちがうんだ?」
なんで高須君なのかしら?男の子にきいてもこまるだけでしょうに。ここは私が助け船を・・・
「ロイy「ロイヤルミルクティーは牛乳で紅茶葉を煮だしてるんだよ。
手間はかかるけどおいしくなるんだ。」
え?
「へえー、そうなのか。やっぱり料理関係は高須に聞くのが一番だな。」
麻耶もぽかんとしている。それもそのはず。
なんで分かるのかしら?
自慢じゃないが私も料理については多少の自信がある。
でもロイヤルミルクティーのことはこの間本で見かけただけなのだ。
それを目の前の彼は当たりまえのように質問に答えていた。不思議でしょうがなかった。
「もうこんな時間か!そろそろ俺は帰らせてもらおうかな。」
合わせて高須君も帰るというのでその日は解散になった。
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