過去ログ - 姉「やれやれ、愛されキャラって辛い」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 21:48:15.69 ID:eA2Ydi/AO
1月1日 5時半頃

皆に愛される少女の朝は早い。単に早寝早起きが得意というのもあるが平日は妹と自分のお弁当を作ったりしなくちゃいけないので割と役に立っている訳だが…それはまた今度話そう

「…ん」
以下略


21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 21:53:07.05 ID:eA2Ydi/AO

「とりあえず目ぇ覚ますためにも…シャワー浴びようかな――って…」

早速ではあるが日課である朝シャワーをしにバスルームへ行こうと起き上がろうとしたのだが…何故だろう、頭以外の部分が殆ど動かない、ついでに両腕が重い、左側は妙に柔らかいのだが…これは俗に言う金縛りという奴だろうか。私誰かに呪われるような事したっけなぁ…ううん、思い当たる節は全く無いといえば嘘になるがそこまで酷い事をした覚えは無い。というか金縛りは呪いの類いだっただろうか、それさえも解らないけども
…やれやれ、真っ暗で何も見えないし、本当に何もできない。目が慣れるまで今日の予定でも考えておこう。
以下略


22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 21:56:56.80 ID:eA2Ydi/AO
「とりあえず初詣行ってー、お参りしてー、おみくじ引いてーその後お昼ー…んで帰ってきて炬燵でぬくぬくしよう。それが良い」

などと私の独断で決定された今日の予定(仮)、前半に関しては昨日の時点で決まっていたので問題はないがこたつでぬくぬくはありだろうか…まぁ駄目なら仕方ないけど。

さて、そろそろ暗闇に目が慣れて来たようで周囲を見回してみる…上、天井、左、幼馴染み、右、妹…ふむ、どうやら私は夢を見ているようだ。やれやれ、困ったものだ。いい加減覚めろ
以下略


23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:02:11.55 ID:eA2Ydi/AO
「おーい、幼馴染みー。早く起きろー、起きないとその無駄にでかすぎる乳揉みしだくぞー」

幼馴染みが起きなきゃ揉めない事に気付いてしまったわけだが気にしない事にしよう。

「zzz…」
以下略


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:07:56.91 ID:eA2Ydi/AO
実はこいつの秘密を私は殆ど知らない訳だが、知っている事もそんなに重大な秘密じゃないからあんまり意味がない。ついでに拡声器も無い

「…」

…つーか息してるのかこいつ。心配になる位に静かなんだが。
以下略


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:14:16.52 ID:eA2Ydi/AO
私は小さく溜め息をついてこの状況を諦める事にした。どうせこの様子だと後輩も目覚めないのだし。やれやれ…明日初詣行こうって言ったのお前じゃなかったのか妹よ…楽しみだったんだけどなぁ、ちょっとだけ。しかしだ、言い出しっぺであるお前が寝坊してどうするんだ愚妹め、どうせ日の出でも見たかったんだろうけど睡魔には勝てなかったようだなーふはははーざまぁねえぜ(死亡フラグの塊みたいな小物っぽくやってみた)そんなんだからちびでロリで貧乳でつるぺたなんだよ……バレたら確実にボッコボコにされてその上に家を追い出されて泣きながら土下座する羽目になるであろう言葉を心の中で呟いた、というより叫んでいる、現在進行形である。…やれやれ、こんな事しても意味がないのは分かっているがする事も無いので(正確にはできないのだが)無意味な想像やら妄想をして一人ほくそ笑んで顔面運動に勤しむことにしようと思ったが端から見たらただの気持ち悪い奴だと思われるんだろうなぁとか考えてやめることにした。する事が無いのなら素直に目を閉じようれば良いものを強情な私はそれを実行しない、困ったものである。実を言うと目を閉じたところで眠れないだけなのだけれど、基本的に二度寝できない体質なんだよなぁ、よっぽど疲れてない限りは。つーかいい加減寝返り一つでも打たないかねぇこの子達。…まぁ打ったら打ったで私が潰れるかベッドから落ちるかのニ択なのだが。しかし前者は勘弁して欲しい、本格的に[ﾋﾟｰｰｰ]てくるぜ


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:20:10.82 ID:eA2Ydi/AO
「ん…姉貴…」

そんな考えを遮るように妹の微かな声が私の鼓膜を振動させる。一瞬妹が起きたのかと思い妹の方へと向き直ってみるが寝言だった事に気づいて少し落胆、やれやれ紛らわしいなぁちくしょう…

「姉貴ぃ…姉貴ぃ…へへ…」
以下略


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:23:29.15 ID:eA2Ydi/AO
「おい、夢の中で私をいたぶるのも結構だがそろそろ現実に帰ってこいよー」

とりあえず再度妹を起こす事を試みた訳だが、はたして上手くいくのだろうか

「起きろー、起きろ起きろ起k「んん…あ、あ、姉貴！？」
以下略


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:27:20.90 ID:eA2Ydi/AO
「な、なな、な…」

な…セブンのななか？

「なんで姉貴が私の隣で寝てんだよー!?」
以下略


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:41:19.65 ID:eA2Ydi/AO
「しっ、知らねーよ！」

と言って私の部屋を飛び出ていってしまった。我が妹よ、今の内に忠告しておきたいのだが就職の時とかそれだと絶対困ると思うぞ。わが社にうんたらかんたら…知らねーよじゃ何処も採用してくれまい。

にしてもこの子達もよく眠るな。これだけ騒いだのに微動だにしないとは…それだけ深い眠りについているという事なのだろう。まぁそんな事は今はいい、妹の退室により右腕が自由になった。ただ寝る前にうっかり枕の下に腕を突っ込んでそのまま寝ちゃった朝みたいに全く動かない、痺れているであっているのか。
以下略


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2011/05/24(火) 22:47:24.03 ID:eA2Ydi/AO
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妹サイド
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