過去ログ - フレンダ「結局、全部幻想だった、って訳よ」
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[saga]
2013/02/01(金) 14:08:00.72 ID:UWNiv0mPo
「……第三問」
「お、おう」
緊張が走ったまま行われる第三問。
一問が今日の日付、二問が日付に関わること。 となれば三問も二問と同じような問題が来るに違いない。
もうどうにでもなれ、と上条はもはや許されないことを覚悟しつつ。
「今日の私を見て、超何か言うことはないですか?」
その消え入りそうな質問を聞いた。
言葉に詰まる。
それは別に何も感じなかった、とかそういうことではない。
質問の意図を測りかねたのだ。
普通なら、わざわざ厳しい常盤台の校則違反を犯してまで私服を来て出歩き、その外観を褒めて欲しいと思うのだろう。
けれどそんな簡単な問題を、この期に及んで出すわけがない。
「…………」
「えっ、と」
先程までと異なり、絹旗は全く解答を促したりはせず、ただじっと、上条のことを見つめている。
それに答えて、上条も絹旗のルックスを上から下まで見下ろす。
なんてことのない、これぞ絹旗、という服装だ。
ニット系のワンピースで、少し上に引っ張ったり、屈んだりしたならその下着が見えてしまうのではないか、という短さのもの。
オーバーニーソックスを履いて足を覆ってはいるが、僅かにある絶対領域が薄ら寒さを醸し出している。
とても、冬に着る服装だとは思えな――――。
(……ん?)
今、なんて思った? 上条はそう自問する。
冬に着る服装だとは思えない。
それはつまり、冬服ではない、それ以外の季節の服だということを指しているのではないか?
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