12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2011/05/19(木) 01:09:48.59 ID:pBS8EkIdo
パチパチと木の爆ぜる音でほむらは目を覚ました。
ほむら(ん…ここは……)
薄目を開けて辺りの様子を覗った。
ほむら(毛布の中にくるまってるわ……この音は焚き火が立てる音だったのね、
どこに目を向けても土壁、洞窟の中かしら、ずいぶんと広い)
体の軋みに眉を歪めつつもほむらは体を起こした。
???「…意識が…もう戻ったのか?驚いたな。」
突然の声に驚きながら、ほむらは声のほうに目を向けた。
緑髪の男「君の回復をまつために、我々の急を要する旅が
いつまで中断されるのか、気を揉んでいたのだが。」
ほむら「あなた、誰?」
緑髪の男「我々は異形の森の民だ。
エレアは…シレア・テールの高潔なる異端者は、
他の種族の詮索に付き合う無駄な時間を生憎持ちあわせていないが
君は、我々に拾われた幸運をもっと素直に喜ぶべきだな。」
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