10: ◆fJz13rtmKU[saga]
2011/05/19(木) 21:35:51.39 ID:w29X2h7N0
な、と絶句した。
「魔法少女が、って……そいつ、何の目的があって……!」
「わからないわ、手柄の横取りとか、そういうのにしてはおかしいらしいし……暁美さんはどう思う?」
返事は無かった。
彼女は思い出していた。
同じ事件が、過ぎ去った時間軸の中で起きていたことを。
だが、だからこそわからなかった。
この一人の少女によって変えられた世界で、それが起こっている理由が。
何より、それは侮辱だ。
自らと引き換えに、魔法少女の救いを望んだ少女への。
「―――暁美さん!」
思考の海から、引き上げられる。
目の前に、マミの顔があった。
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