1: ◆IsBQ15PVtg
2011/05/20(金) 22:21:39.93 ID:l9zYPE7N0
(注意)
・【とある魔術の禁書目録】【とある科学の超電磁砲】および【コープスパーティーBCRF】とのクロスです。
あと、初代コープスパーティーおよびコープスパーティーゼロの設定を混ぜている場合があります。
・内容的にグロ要素や死亡要素が入る場合があります。
・設定やキャラ崩壊が場合によってはある恐れがあります。
・投下はスローペースです。投下の間隔が(日単位で)思い切り開く可能性が高いです。
・地の文も入れていますが、基本台本形式で進める場合が多いかと思います……多分。
・話の展開選択肢を設ける場合があります。選択次第によって、鬱系統の展開になる場合があります。
(前スレ)
黒子「おまじない……?」
ex14.vip2ch.com
2: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/05/20(金) 22:25:38.27 ID:l9zYPE7N0
では、前スレ>>956をCにて投下いたします。
3: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:26:32.79 ID:l9zYPE7N0
黒子(……お守りみたいなものがあればいいのですけど)
外に出て、霊の言っていた"お守りみたいなもの"がないか、探しに行くことにした。
4: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:27:10.10 ID:l9zYPE7N0
5: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:27:37.42 ID:l9zYPE7N0
6: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:28:04.58 ID:l9zYPE7N0
両側が抜け落ちていて、人一人が辛うじて渡れそうな幅のスペースが残っている床板。
床を横切る1mほどの裂け目を、床板が橋のように渡っているようにも見える。
7: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:30:53.27 ID:l9zYPE7N0
黒子「何ですの?どういったことが起きていますの?」
目の前で起こったことに考えをめぐらせるが――すぐに止めてしまった。
8: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:31:29.39 ID:l9zYPE7N0
やるべきことは、あゆみを正気に戻すこと。
が、現実として狂った状態の人間を正常に戻すなんていうのは、並大抵のものではない。
それなりの環境や、脳に関する様々な機器も必要だろう。
9: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:32:11.24 ID:l9zYPE7N0
黒子(お守りごときで、篠崎さんが正気に戻るなんて、甚だ疑問ですけど……霊や思念が堂々とうごめいている空間じゃ、ありかもしれないですの)
教室にいた、犠牲者の霊の言葉。
それだけだった。
10: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:32:45.29 ID:l9zYPE7N0
黒子(これまで来た教室には、お守りらしきものなんてなかったですの。とすると、行くのは3階ですわね)
上へと伸びる階段を、キッと睨みつける。
11: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:33:26.14 ID:l9zYPE7N0
登りきった先。
廊下が左の方へと伸びていた。
12: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:34:01.35 ID:l9zYPE7N0
13: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:34:27.70 ID:l9zYPE7N0
14: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:35:05.05 ID:l9zYPE7N0
黒子「まったく……他をあたるしかありませんの?」
ため息をつきながら、入るのを拒んだ引き戸をじっと見つめた。
引き戸の上には【資料室】と書かれた札が掛かっている。
15: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:35:39.27 ID:l9zYPE7N0
それは――戸棚の奥に貼られた、1枚の絵。
古びた画用紙に、クレヨンで描かれている。
ぱっと見で、小学生が書いた絵のようだが――問題は内容だった。
16: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:36:20.49 ID:l9zYPE7N0
黒子(気持ち悪い絵ですわね……)
絵から目をそむけ、戸棚の下のほうに目をやったとき――何かが置かれているのが見えた。
戸棚のガラス戸を開け、手にしたロウソクの炎を近づけて、覗き込む。
17: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:36:55.11 ID:l9zYPE7N0
黒子「これがお守りになるとか……一応持っておきますの」
科学的にも、何らかの作用があるという根拠は無い。
ただ、無いよりマシ――そう思って、黒子はパワーストーンをポケットにしまいこんだ。
18: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:37:48.27 ID:l9zYPE7N0
ムカデ、ゴキブリ、ハエ、蛾……
19: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:38:26.57 ID:l9zYPE7N0
黒子「…………」
右手にロウソクを持ち、左手をポケットに突っ込み、中にあるパワーストーンをいじくりまわしていた。
何も言わず、そのまま廊下を足早に進み、1-Aの教室へと向かう。
20: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:38:56.26 ID:l9zYPE7N0
――無駄方便。
――とても役に立たないだろうと思えるものでも、時によっては何らかの役に立つこともあるということ。
21: ◆IsBQ15PVtg[sage saga]
2011/05/20(金) 22:39:27.77 ID:l9zYPE7N0
――半信半疑。
別に貼ってある、習字の文字が目に入る。
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