869: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 10:59:23.54 ID:EPHOFuCM0
佐天「これって……切ったのですか?」
直美「うん。あたしの場合は、廊下の真ん中に張られていたから。何かと思って指で触ったら」
佐天「切れったってわけですか。かなり危ないんじゃないんですか」
直美「そのまま知らずに突き進んだら、体や首が切れてたかもしれない……」
佐天「え……!?」
すかさず、部屋の奥に視線を向ける。
目を凝らすと、かすかにだが見えた。
糸状の線が、部屋の奥の空間を横切るように走っているのが。
そして、思う。
――このまま考えなしに突き進んでいたら、首や体がすっぱりと切れていたかもしれないと。
途端に、佐天の全身に寒気が走った。
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