869: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 10:59:23.54 ID:EPHOFuCM0
佐天「これって……切ったのですか?」
直美「うん。あたしの場合は、廊下の真ん中に張られていたから。何かと思って指で触ったら」
870: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:00:10.56 ID:EPHOFuCM0
佐天「こ、こんなのが他にまだあるっていうんですか」
直美「多分。あたしもそんなのを3つぐらいは見たよ。ひどいのとなったら、廊下の隅から隅まで張り巡らしているのもあった」
871: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:00:41.45 ID:EPHOFuCM0
872: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:01:22.53 ID:EPHOFuCM0
直美「あった、これっぽい」
窓の近くで屈みこむようにして、床の上を見詰めていた。
そこは丁度壊れた机が転がっていて、佐天のいるあたりからは何があるのか分からない。
873: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:02:05.27 ID:EPHOFuCM0
874: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:03:08.64 ID:EPHOFuCM0
875: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:03:37.05 ID:EPHOFuCM0
直美「くそっ!!動いてよっ……」
顔をゆがめながら、息を荒げながら――レバーを引く手に力を入れる。
が、そんな努力も空しく、寸分たりとも動く気配は無い。
876: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/03/31(土) 11:04:05.36 ID:EPHOFuCM0
877: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/03/31(土) 11:04:52.55 ID:EPHOFuCM0
878: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/03/31(土) 11:05:26.87 ID:EPHOFuCM0
もっとも、そのはずみで、両人とも体が後ろへと大きく反る形になり。
ともに勢いでレバーから手が離れて――。
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