910: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/04/05(木) 23:54:36.44 ID:o1zfYVBd0
そして、ペンライトの蓋を開け、手にした乾電池を差し込んで。
直美から渡された、同じ乾電池を続けて差し込んで、蓋を閉める。
途端に――ペンライトに光が灯った。
佐天「途中で拾ったやつですけど――どうやら、使えるようですね」
すかさず、個室の奥に光を向ける。
個室はだいたい2畳ほどの広さで、奥は木張りの壁が広がっていた。
一見すると、行き止まりのようだったのだが。
佐天「どうやら、行き止まりってわけじゃあ無かったようですね」
照らされた部屋の奥の壁。
その手前には――縄梯子が下に向けて吊るされているのが、はっきりと見えた。
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