過去ログ - 一方「どンなに泣き叫ンだって、それを聞いて駆けつけてくれるヒーローなンざいねェ」
↓
1-
覧
板
20
5
:
◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2011/05/21(土) 00:03:15.46 ID:gGgzkDclo
しかし少女は美琴の言葉を無視して、さっさとビルを後にしてしまった。
残された美琴と一方通行は、もはや茫然とするしかない。
「ど、どうしよう……」
「流石にこの人数を全員外に出すのはキツイなァ」
「何暢気なこと言ってんの!? あ、そうだ。アンタの能力で風を起こして鎮火とかできないの?」
「えェー……。部屋ン中は無風なンだが」
「良いからやるだけやってみてよ!」
美琴に急かされて、一方通行は仕方なく能力を使用する。
だが、完全に無風な室内の空気を操ると言っても高が知れている。生まれた風は僅かに炎を靡かせただけで、むしろ炎を燃え上がらせた。
「あァ、酸素供給……」
「どどどっどどどうすんのよ!? 事態が悪化したじゃない!」
「ンー……、なンとかなるだろ」
「アンタ最近アイツに似てきてない!? 主に楽観的なとことか楽観的なとことか楽観的なとことか!」
「落ち着け御坂。全部同じことだ」
美琴は一方通行の方を掴み、がっくんがっくんと前後に揺さぶる。
もちろん、こんなやり取りをしている内にも炎は燃え広がっていた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
912Res/559.98 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 一方「どンなに泣き叫ンだって、それを聞いて駆けつけてくれるヒーローなンざいねェ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1305903640/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice