466: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/02(木) 22:40:42.80 ID:66NvSJ9Fo
根拠などあるはずもない。そんな直感に耳を傾けてないで、さっさとあの茶髪の少年を
止めに行った方がインデックスの、自分の一番大切な人間のためになるという事実は一目瞭然だった。
しかし、上条は動かない。
「・・・・・・多分、俺達の役目はこうしてここで大人しくしてる事なんだ。
俺達みたいなやつが関わることじゃない。 関わっちゃいけない。
だから俺達はここで見届けるんだ、全てを」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・とうま」
「大丈夫、あの男にはステイルがついてんだ。 いざとなったらステイルが何とかしてくれる。
あいつは俺なんかより断然強いヤツなんだから」
インデックスは反論しようとしたが、完全に決意を固めた上条の表情を見て
沈んだ表情を固定させたまま、しかし力強く言った。
「・・・・・・・・・・・・、とうまがそう言うなら、私も信じる」
「ごめんな、ありがとう」
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