647: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/05(日) 18:06:46.22 ID:kzLIOaUKo
「今回の『茶会』、まずイギリス清教の魔術師が学園都市に侵入した所から既に始まっていた。
そしてミーシャ=クロイツェフがこの学園都市に乗り込んだ。 君を止めるためにね。
その後、一方通行と風斬氷華、垣根帝督が君の前に立ちはだかる。 ・・・・・・・・・・・・さて、
この時点でおかしな点が一つだけあるのだが、君は気付いているだろう?」
言われるまでもなく気付いていた。だがこの時アレイスターが懸念したのはそこではない。
その気付くべき点から連鎖するように、アレイスターの脳裏に『嫌な予感』が迸っていた。
「・・・・・・待て、エイワス」
「そう、私はその時戦闘に参加していない。 かなり遅れて君の前に現れたな。
さて問題、」
「・・・・・・・・・・・・ッ」
仮にアレイスター以外の人物がエイワスの問い掛けをここで聞いていたとしても、
その答えに自力で辿り着くのは不可能だっただろう。
その点、やはりアレイスターは優秀な人間だった。エイワスが答えを提示するまでもなく、
彼は答えに辿り着いたのだ。
考えたくもない、ミーシャ=クロイツェフを救い出せるかもしれない可能性を
生み出したエイワスの行動に。
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