976: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/06/11(土) 23:30:43.33 ID:yWZotOlgo
黄泉川は上条達を少し大きめの車両に案内した。一同は滑りこむように大型車両に乗り込む。
車両のてっぺんに付いている赤色灯が点灯し、甲高いサイレンと共に車両が急速発進する。
「ちくしょう・・・・・・、なんでこんな無茶すんだ・・・・・・バカ野郎」
「お願い、息をして欲しいんだよ・・・・・・」
インデックスが零す涙が少年の頬に落ちる。
それによって奇跡的に息を吹き返す、などというドラマチックな展開は発生しなかった。
そして上条もインデックスも、ステイルも神裂も、目まぐるしい速度で進んでいく展開のせいか
"ある事"を完全に失念してしまっていた。
この少年が、垣根帝督という名の少年がこんな事になってしまった原因であるあの霊装の行方を。
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