過去ログ - とある仮面の一方通行
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/05/22(日) 00:28:27.57 ID:0kcpvrlfo
子供の様な言い合い(事実子供なのだが)をしていると、
メニューを聞きに来た店員が話をかけるタイミングをはかっていた。
 
一方通行「……チッ、下らねェ言い合いは終わりだ。おい、そこの店員いいかァ?」
 
店員「は、はい!お待たせしましたー!」
 

と、そこで一方通行は自分がメニューを決めてない事に気付いた。
自分で呼び出した手前、メニューを見て考えるのもあれなので、目に付いたハンバーグを頼むことにした。
 
一方通行「……和風ハンバーグの洋食セットにドリンクバーを二つずつ」
 
店員「は、はいかしこまりました!和風ハンバーグの洋食セットを二つですねー!少々お待ち下さい!
   ドリンクバーはお客様のご自由にお願いします!」
 

店員は元気に返事をすると、厨房へ向かって歩いて行った。

 
9982号「……和風なのに洋食セット……ブフッ」
 

なぜかツボに入った9982号はテーブルに突っ伏して笑いをこらえていた。

 
一方通行「和風ハンバーグ洋食セットのどこがおかしいンですかァ!?あァ!?」
 
9982号「和と洋という相反する二つがおりなすハーモニー……ブフフッ」
 
一方通行「……てめェのツボがわかんねェよ。つゥか語尾抜けてンぞ」
 
特に大きな出来事も無く、緩やかに時間は過ぎていく。
 
・・・

部屋に戻っても特にする事は無いので、適当に散策することで暇つぶしをしていると、
辺りはすっかり暗くなっていた。
 

一方通行「それで、てめェはこれからどこに泊まるンだ?」
 
9982号「もちろんあなたの家ですが?あなたは護衛の任務を忘れたのですか?
    とミサカはあなたの記憶力を疑います」
 
一方通行「チッ、どうなってもしらねェぞ……」
 
9982号「何か見られたくないものでもあるんですか?
    と、ミサカはあなたの弱点がつかめる可能性を発見してわくわくしながら尋ねます」
 
一方通行「あァ。俺の外出中に小人さんが部屋を荒しちまうからなァ。
      とてもじゃねェが普通の人間が住める場所じゃねェンだ」
 
スキルアウト等から多大な逆恨みを受けている一方通行の部屋は、
能力が暴走した直後なんじゃないかというくらい荒らされている。
初めはいちいち修繕や買い替えをしていたが、最近は面倒になったのでしていない。
おかげで学園都市という巨大都市の中で一方通行の部屋だけ世紀末。
まるでスキルアウトが跋扈する路地裏のようだ。


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