831:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2011/07/24(日) 04:53:41.84 ID:WoLRG8Jf0
>>1乙
なるほど。続きを待つのである。
832: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:25:52.27 ID:La72vZnuo
投下(や)ってやるです
833: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:26:35.78 ID:La72vZnuo
巨大な穴に身を埋め、クマの影は唸る。
まるで呪詛を呟く術師のように。絶望を体現するかのように。
「我は影……真なる我……君達の好きな真実を与えよう……」
834: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:28:56.95 ID:La72vZnuo
「おらァ!!!」
クマの影の言葉を待たずに、一方通行は行動を開始していた。
空中に高々と舞い上がり、ガルーラで加速を与え、更には重力をも味方につけたかかと落としを、クマの影の脳天へと突きさした。
835: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:30:48.23 ID:La72vZnuo
・・・
「うーん、スリープモードをどうにかしようと思っても、動かせないみたいね……」
研究所の一室、打ち止めが眠る部屋で、芳川桔梗は頬杖をついていた。
836: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:33:32.49 ID:La72vZnuo
・・・
「……!!ッ……!?……ガルーラァ!!」
ようやくスキルを発せられるようになった一方通行は、ガルーラの呪文を唱えると、布束砥信に向かって叫ぶ。
837: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:35:49.10 ID:La72vZnuo
クマの影が更なる力を凝縮しているのを前に、一方通行は大量の風を一つに集めた。
闇と光。
838: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:37:05.17 ID:La72vZnuo
・・・
「おっ、やってるやってるう」
影は、笑う。
839: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:38:26.31 ID:La72vZnuo
・・・
「……驚いたな、まさかこれが防がれるとはな……」
クマの影は今までの戦闘の中、一番の驚きを示した。
840: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:40:30.62 ID:La72vZnuo
・・・
「……?」
おかしい。
841: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:41:10.96 ID:La72vZnuo
「……結局、今は味方するってのかァ……?」
「まあ、手伝いはするけどよ。倒すのはお前らだ」
ほら、気張ってけよ。
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