842: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/24(日) 17:43:16.67 ID:La72vZnuo
・・・
「オラオラオラァ!!」
「はぁあぁあぁあああ!!」
「KUTABARE怪物ゥゥ!と、ミサカはあああああ!!」
ガルーラガルーラガルーラデッドエンドガルーラ鋼鉄破りガルーラガルーラ。
3人は持てる攻撃手段を合わせて攻撃を続ける。クマの影に反撃する隙を与えないように。
この攻撃で決着をつけるかのように。
「ぐっ……むうっ……」
その猛攻を前に、クマの影は防御に回らざるを得ないようだ。
そこに更に上条当麻が加わった。
「お前ら……暴走しちゃったら、すまん」
唱える。
今出せる最強の氷のスキルを。
「ブフダイン!!」
瞬間、部屋の温度は氷点下に達し、オケアノスの世界と化す。
クマの影の巨体と同じ大きさに達する氷塊が出現し、クマの影を押し潰さんと突き進んで行った。
「ぐあっ……!!」
その氷を真正面から受け止めたクマの影は、苦悶の色を浮かべ、氷を何とかしようとする。
しかしそうはさせない。
「もういっぱああああつ!!」
再びブフダインを唱える。すると次は、数えるのが億劫になるほど、
鋭いドリルのような大量のツララが、クマの影を貫かんと降り注いだ。
「があああああああ!!!」
十数本のツララが体を貫き、更に貫通しきらなかったツララが体中に突き刺さったまま、
まるでハリネズミの様な姿になってしまう。
それにより氷を抑える力が失われ、氷塊に押し潰されてしまった。
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