892: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:14:28.06 ID:RC+OOi9Lo
また、学校に行ってない同年代の人は一方通行や9982号もいるのだが、そちらはそちらで何やら忙しそうにしている。
たまに街中で会ったらご飯食べさせてもらったりしているのだが、最近は出くわす事自体が無かった。
兎にも角にも、学生の街、と言うだけあって日中は街の8割が学業に専念していて、
1割が教鞭を振っているため、絡む相手が滅多にいなく、とどのつまり暇なのである。
893: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:15:08.01 ID:RC+OOi9Lo
・・・
「……あのクソ不良神父、一体何の用だってんだよ……」
上条当麻は、盛大に愚痴を吐く。
894: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:15:50.97 ID:RC+OOi9Lo
・・・
「はァ、なンだって?もう一度言ってみろ」
一方通行は学園都市に向かって歩きながら、思わず尋ね返した。
895: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:16:32.62 ID:RC+OOi9Lo
閑話休題。
話を元に戻そうとしたところ、携帯電話からメールの受信を知らせる音が鳴り響いた。
「つゥか、魔術師の手から逃れるために学園都市に来たってンなら、止めた方が良いぜ?」
896: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:17:39.12 ID:RC+OOi9Lo
「はい?」
突然の提案に、オルソラも良くわからない顔をする。
897: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:18:34.22 ID:RC+OOi9Lo
・・・
「今日は何かあれだな」
警備甘くね?と呟く上条当麻。
898: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:19:01.26 ID:RC+OOi9Lo
・・・
上条当麻がバス停を通りすぎて数分後、一方通行とオルソラ=アクィナスはそのバス停に到着した。
「それじゃ、しばらく時間はかかるがここで待つぞォ」
899: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:20:16.77 ID:RC+OOi9Lo
・・・
こちら『薄明座』の大ホール。
「卑怯者」
900: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:21:01.84 ID:RC+OOi9Lo
「一般人に頼らざるを得ないなんて、イギリス清教もおちぶれたものかも」
皮肉を言い放ち、イギリス清教をバッサリと切り捨てたインデックスに、
ステイルは苦笑いしながら、深いため息をつくかのように大きく煙を上空へと吐きだした。
901: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:22:22.17 ID:RC+OOi9Lo
・・・
ステイル=マグヌスとインデックスは、『薄明座』の大ホールを抜けて、
元はチケット売り場だったと思われるロビーまで出てきていた。
902: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 07:23:04.49 ID:RC+OOi9Lo
捜索し辛いところ。
日本におけるイギリス側の許可が無ければ捜索出来ない場所なら「イギリス大使館」が挙げられる所だが、捜索し辛いところとなると……
「……ああ、成程。すまない、僕も焦っていたらしくそこまで気が回って居なかった。
少し昔の僕に言って聞かせたいところだ」
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