過去ログ - とある仮面の一方通行
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923: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/07/26(火) 22:14:51.58 ID:RC+OOi9Lo
・・・

「「なっ!!?」」

天草式十字凄教の一同は、余りの驚愕によってろくな声が出なかった。
ローマ正教の指揮官を追う事で、そこに集まったオルソラ=アクィナスの情報を集めて先回りした所までは何も問題はなかった。
だが、問題はオルソラと一緒にいた白髪の男だ。

追ってこないなら放っておくし、追ってくるなら地下に降りてきた瞬間、串刺しだ。
そのつもりで待機していたと言うのに。

「……」

今天草式の面々の目の前に居る白髪の男。
彼は迷わず地下へと飛び降りてきたのだ。

勇敢と蛮勇は紙一重という言葉を思い浮かべながら、
天草式十字凄教が教皇代理・建宮斎字は白髪の男を串刺しにするべく指示を出した。

しかし、そのことごとくを受け流されたのだ。まるで流水を行く柳のように。

「……貴様は一体、何者なのよな?」

位置的には、学園都市の能力者と言う線が濃いが、
能力者と魔術師が一緒に居ると言うのはどういう事なのだろうか。

疑問と警戒を均等に混ぜた目線を、建宮は白髪の男に向けた。

「……」

「無言を貫くか。名乗る名など無いと言いたいのか!?」

フランベルジェ。全長180センチを誇る十七世紀フランスの両手剣。
それを一方通行に向けながら、建宮は叫ぶ。

武具として用いるのなら、本来は鉄を使われているはずなのだが、その刃の色は、白色。
触れば何の素材か分かるだろうが、別に一方通行は、それに興味は無い。

とにかく、超能力者だとばれないように、適当に名乗りを上げる事にした。


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