過去ログ - さやか「大嫌いの裏返し」
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371: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 07:32:01.50 ID:FgnqTq+Z0
さやか「ん……」

静かなおやすみなさいのあと、唐突に電話は切れた。
それからしばらく、あたしはツー、ツーという音が途切れ途切れに響く携帯を呆と見詰めた。
それから頭までふとんをかぶると、ふうと溜息。熱はまた上がってしまったようだけど、身体はそこまで負担を感じていない。
以下略



372: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 07:33:24.97 ID:FgnqTq+Z0
この時間の投下は以上です
それでは出かけてきます、また今日の夜にでも


373:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/04(火) 15:15:10.02 ID:+hi/x1BDO
乙ほむー追い付いた〜



374: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 17:41:12.78 ID:cW/gk78h0
今日も少しの間ですが
寒さに負けずぐだぐだのろのろ更新再開



375: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 17:53:28.66 ID:cW/gk78h0
―――――
 ―――――

翌朝、目が覚めるとまだ少し身体はだるかったが熱はすっかり下がっていた。
熱が冷めた頭で考えると、やっぱり昨日のあたしは変だったと頭をかきむしりたくなる。
以下略



376: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 17:57:47.78 ID:cW/gk78h0
さやか「おはよ」

挨拶を返すと、まどかはとびっきり嬉しそうな顔をしてあたしを見た。
「仲直りできたんだね」と小声であたしに囁いてくる。

以下略



377: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 18:04:56.49 ID:cW/gk78h0
そうかな、とあたしは首を傾げた。
仮に本当にそうだったとしてもきっと熱のせいだ、と言えないのは前を歩く転校生と、隣を歩くまどかのことが気になってしまうから。

あたしは必死に頭を回転させ、とりあえず自分から動いてみることにした。
にこにこと笑うまどかの身体に腕をまわし、「さやかちゃん!?」と驚くまどかを無視して前へ押し出した。
以下略



378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2011/10/04(火) 18:16:48.18 ID:kUN/5PaEo
支援


379: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 19:38:53.07 ID:cW/gk78h0
まどか「さやかちゃん、どうしたの?」

戸惑ったようにまどかがあたしを振り返る。
あたしは「ごめんごめん」と軽く手を合わせると、「遅れますわよ」とあたしたちを待っている仁美に駆け寄った。

以下略



380: ◆qE9xJWndOc[saga]
2011/10/04(火) 19:54:54.23 ID:cW/gk78h0
それからのことはあたしはよく知らない。
教室に着いたのはあたしのほうが早かったし、まどかたちが着く前にあたしは先生に呼び出されてしまったから。昼休みもそんな感じで、ろくにまどかとも転校生とも話せる時間なんてなかった。

放課後になり、ようやく帰れるとあたしは教室を出た。
下駄箱で靴を履き替えていると、「さやかちゃん」と控えめな声が聞こえた。
以下略



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