過去ログ - 王様「ハハッ」 ほむら「・・・は?」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/06/01(水) 22:31:10.55 ID:+sbLAR5q0
マドカ「サヤカチャン!」

さやか「んぉ!?だ、誰だ、あたしを呼んだのは誰だっ?!何処だ、何処にいやがるんだぁ!?」

マドカ「サヤカチャン!サヤカチャン!!」

さやか「・・・え?」

さやか「え?な、・・・え?」

マドカ「ウェヒヒwww」

さやか「え?」

 小さなまどかに歓待されるさやかの疑念に対して、ほむらは俯き、どう説明すべきか思案した。すると、視界の端に桃色の何かが映る。そちらを窺うと、苦笑を浮かべたまどかがこちらを見上げていた。

まどか「あ、本当に居たんだね、ほむらちゃん!ねぇ、みんなで一緒にご飯食べるのはどうかな?」

マドカ「マロカー!」

まどか「え?」

ほむら「あ――っ!」

 小さなまどかは突然跳び上がり、まどかを目掛けて跳躍した。ほむらは咄嗟に時間を停止し、推定した降下位置に着くと、空中に留まり、時間停止を解いた。美樹さやかは突然消えた暁美ほむらに驚き、バランスを崩して落下した。鹿目まどかは呼ばれた方向を向くと、暁美ほむらの背中が接近していたので、思わず尻餅を着いた。無事地面に降り立ったほむらは疲色を浮かべて嘆息した。小さなまどかだけは、異変に対して鷹揚に振舞った。

マドカ「ウェヒヒwww」

ほむら「・・・もう、まどか。いきなり跳んだりしちゃ駄目よ?怪我をしてしまうわ」

マドカ「ウェヒヒwww」

ほむら「まどかっ!」

マドカ「ヒッ!!」
まどか「ひっ!?」

ほむら「・・・あ」

恐る恐る振り向くと、鹿目まどかがほむらを愕然と眺めていた。

ほむら「いや、あの、これは鹿目まどかに言ったのではなくて・・・」

マドカ「マロカー!」

 小さなまどかは悲鳴をあげ、ほむらの腕を伝い肩に着くと、尻餅を着いている鹿目まどかに向かって跳び上がった。

まどか「え、うおっ、おっとと!」

まどか「え・・・何これ・・・」

まどか「わたし・・・?」

マドカ「ウェヒヒwww」

小さなまどかは鹿目まどかを指差して言った。

マドカ「マロカ!」

そして自分を指差す。

マドカ「マドカ!」

 発音が、自分を指すときに拙いのは何故か気になったが。

まどか「うぇひひ・・・」

 今は、笑うしかなかった。


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