過去ログ - 少年「安価を交えつつ敵討ちする」
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312:蒼牙 ◆Y706p.....[saga]
2011/08/11(木) 07:32:24.03 ID:IXI3JuNjo

6と、そしてシックスは同時に彼女から顔を逸らす。
目の前の女性のとんでもない告白に、6の顔は反射的に火照った。
行動を見るに、恐らくシックスも同様であろう。

シャスチは爆弾を投下し続ける。

「基本的には上半身だけだけど、余計なものを着けるのが嫌いなのもあって
 今もこの服一枚だし、それに――」
「……解った、解ったわぁ。ロクちゃんとシックスちゃんが鼻血吹いて
 倒れかねないから、もうその辺にしてあげて」

少し気後れ気味な隊長の言葉が、シャスチの言葉を遮った。

嘗て幼馴染みに「むっつり」だと称されたがあるとはいえ、
それは年齢が一桁の頃の話だ。
今の、この手の話題に特別耐性がある訳でもない。

流石に作り話宜しく鼻血を吹いたりはしないと思うが、
それでも真面目な意味で思考が狂いかねないので、
隊長が遮ってくれたのは6にとって有り難い事ではあった。

「ジュアン」

まだ顔の向きを戻せやしないが、隊長の言葉が聞こえる。

「少ぉし変わった子みたいだけど、悪い子じゃないと思うわ」
「まあ、あなたも相当変わってるように見えるけど」

特にリアクションを見せなかったシャスチではあるが、
一応彼女なりに異常性は感じていたらしい。



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