19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/05/29(日) 13:31:20.21 ID:/Klnh+dQo
「……ごめん。澪のほうが怖かったよな」
「律のせいじゃないし、大丈夫だから」
「……」
「そこの自販機で、落ち着くまで休んでく?」
そう提案すると律は少しばつの悪そうな顔をして、
私が指差した先を目で追いながら、そうだなと頷いた。
「ごめんな」
お茶のペットボトルを両手で弄びながら、律がまた謝罪の言葉を口にする。
「謝らなくていいって」
「澪を危ない目に遭わせたと思ったら、なんかスコーンと飛んじゃって」
「……」
「ホントごめん」
「……」
沈黙に耐えられなくなったのか、律は黙ったままペットボトルを口元に運んだ。
こくりこくりと喉が動く。
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