5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/05/29(日) 13:08:22.70 ID:/Klnh+dQo
「じゃ、そろそろ行くか」
「うん」
手渡されたヘルメットをぎこちなく被る私に気付いて、
律があごひもの具合をチェックしてくれた。
OKマークが目の前に差し出され、ほっと息を吐く。
グローブも着けて、スクーターに乗る前に律から簡単なレクチャーを受ける。
「走ってる時は両膝で私の腰を挟んで、手はその上か、シート横のグリップ握って」
「うん」
「強くしがみつくと運転しづらくて危ないからダメだぞ」
「うん」
「カーブで車体が傾いた時は変に逆らったりせずに流れに任せとけよ、大丈夫だから」
「う、うん」
「それと走ってる時は声ほとんど聞こえないから、停めて欲しい時は背中を2回叩いて」
「わかった」
「最初はゆっくり走るから、怖かったらすぐ合図な。OK?」
「OK」
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