過去ログ - 「私が欲しかった物ってなにかしらね」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/06/04(土) 20:20:03.16 ID:KeVopXlh0
とはいえ、もう日本からほぼ独立している学園都市へ行くのは少し苦労した。
父さんのコネで何とか学園都市へ入る事が出来た俺は何もかもが初めての光景に目を奪われていた。
掃除ロボやいたるとこにある風車、その他諸々。外とは全てが違っていた。

俺の心にあったのは期待と驚き、そして恐怖だった。
何もかもが未知なる世界、
何より恐怖の対象だったのはそれを当たり前に受け入れているここに住む人たちだった。
しかし、今となっては恐怖は消えむしろ毎日の進歩が楽しみだった。

幻想殺しは世界で一番の科学技術を持つ学園都市であっても解明される事は無かった。
現時点で判明してるのは、能力を打ち消す事、
能力開発で得た物ではないこと、能力発動時にAIM核散力場が確認されない事の三つだった。
今、やっているのは全ての能力が打ち消されるかどうかについてだ。

空間移動系の能力は対象が俺自身となれば不可能。
精神系の能力は頭を触れば解除される。
電気や発火系能力は触れば霧散してしまう。
能力で出来た二次的な物については打ち消したり壊したりする事が出来ない。

とりあえず仮定されてる条件の中二つは確定している。
空間移動系の能力は俺は移動出来ないものの手を繋いでいる人は移動可能。
精神系能力は頭に触れなければ半永久的にかかったままになる。
残りの二つは、実験はしていないものの確定なものとして見られている。

これだけの事が分かっているにも関わらず、原理については一切の事が不明。
さっきも思った通り能力開発で得たものではないため研究者の人達は頭を悩ましているらしい。


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