過去ログ - 安価でポケモン調教小説 3
1- 20
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)
2011/06/10(金) 00:41:38.93 ID:rPllrnX80
81の続き

ディアルガは時空間から庭に降りた、のは良いが遅かったようだった。
「私としたことが…」
辺りを見回しても誰もいない。先程までダークライはいたようだがものの数秒で何処かに行ってしまったようだ。
あのときのパルキアとの戦闘では気付かなかったが彼のスピードはかなり優秀なほうだと後に知った、私ではとても追いつくことができないだろう。困ったものだ。

これからどうするかディアルガは考えていたがある違和感に気付いた、周りがあまりにも静かすぎる。何故ここまで静かなのか、聞こえるのは池と噴水の水とそよ風に吹かれる木々の音だけ…、生き物の声がこの活気のあった庭から聞こえないのは考えられない。

ディアルガは気味が悪くなり一度時空間に戻ろうと思った。
しかし時空への道が開けない、この瞬間からモヤモヤしていた感情が一気に恐怖へと変わった。早くここから離れたく何度も試みたが、いっこうに時空への道は開かれない。失敗を繰り返すほど心が不安になり、体力も消耗も激しく…、
「くっ……!」
限界が来て倒れこんでしまった。同時にさらなる恐怖を強く感じた、神とて怖いものもある、アルセウスとの戦いのときもディアルガは怖いと思っていた、しかし今のこの感じはじめじめとしていて、体の奥の冷やされるようなまた別の恐怖だった。
この状況がいつまでも続くのは耐えられずディアルガは最後の力で最後の試みをした。
しかし失敗に終わってしまう、
このときほど絶望を覚える経験は初めてだ。
体が完全に動かなくなり視界が霞み、ぶれた。だがこれは疲労以外にエスパーの類の攻撃も受けているらしい、頭痛がとても耐えられない。
「うぅ!」

数分後、意識も虚ろになり駄目かと思い始めたころ何かの強い気配を感じた。独特の邪気のようなものを発している、間違いない、ダークライだ。彼ならこの状況をどうにか出来るかもしれない、侘びに参りに来たのに助けをこう事になり自嘲した。
「すまない…助け……てく…れ」
声を出すことさえできないと思っていたがなんとか喋れた。
ダ「………」
返事が返ってこない、まるで私を辱めているような目で見ている以上、気付いてないことはないだろう。
ダ「良い姿だ」
デ「何を言って…る?」
言葉を言い終わるか終わらないかのうちに視界は安定していった頭痛も弱くなった、ただひとつさっきとで前と景色がまったく違う、山の中腹のリングマが住み着いていそうな洞穴の日が当たるところにいた。相変わらず体は動かない。
しばらくして真後ろから誰かが突然現れた、体が動かないので姿は確認できないがダークライだとはわかった。そして喋りだした。
ダ「意識ははっきりしたか…」
デ「いや、まだだ、気にかけてしまいすまない…それよりもここは一体?庭で私は…」
何とはなしにダークライが何か知っていそうだとは思っていた、
ダ「もう気付いているだろう?お前を術にかけて精神を攻撃したのも俺だ」
デ「………どうやって私をここに連れてきたんだ、目的は何だ」
ダ「どうやっても何も最初からお前はここに降りていたんだ、アラモスタウンと山の外見を幻術で入れ替えお前をここに呼び込んだのだ」
デ「私がこの時間に来るタイミングを知っていなかったらこんなことはできないはずだ、誰からこのことを知った?」
ダ「セレビィだ、お前も少しは知っているだろう」
デ「あの子供か……、そんなことよりお前の目的を知りたい、教えてはくれないか?」
ダ「お前の意識はまだ完全には醒めていないか?」
デ「ああ、醒めてない。私は理由を聞i…」
ダ「目的を教え目も醒まさせてやる」
一瞬でダークライはディアルガの前に現れ驚かせる暇を与えず間髪いれず深くキスをした。
ディアルガはダークライの目的を知り、さらに目も醒ました。最後にディアルガが喋ってから4秒も経たずにいろんなことが起こりすぎた。

 続く
>>82 ペース配分が難しくて78の倍になってるか自分でもわからないのですがこれからちょっとずつ調整していきます、読みにくくなることも多々ありますがお許しください


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/515.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice