904: ◆5yGS6snSLSFg[saga]
2011/06/16(木) 20:37:05.62 ID:TYvvnptvo
「要はおまえとスキンシップを取りたいんだよ!」
「だ、だからって……そこでなぜ肩車……?」
もっともです。
でもな、俺にも事情があったんだよ。
アソコを触る――今回の至上命題だ。そして、もっとも厄介な部分でもある。
だが、幸いなことに体のどこで触ると言う指定はなかった。
「そう! だからこその肩車なのだよ!」
俺は、手ではなく、首の辺りで触ることにしたのだ!
どうだ! 見事な屁理屈だろう! ふははははははは!
「何が言いたいのかさっぱりわからないけど、それであなたが正気に戻るなら手伝ってあげるわ」
さすが黒猫! この夏の一連の安価でかけた迷惑の埋め合わせはいつかするからな!
黒猫はそういうと、俺の背後に回り込んだ。
「ほら、早くしゃがみなさい」
以前の安価でいけない扉を開いてしまったもんだからどうなることかと思ったが、これなら無事に達成できそうだな。
黒猫を肩に乗せ、膝にぐっと力を込めて立ち上がる。
「…………」
「…………」
肩車したはいいけど、これからどうしよう。
「…………これからどうするの?」
「……そうだな。おまえんちまで送っていくか!」
「えっ? ちょ、ちょっと待って!?」
「ははは。まあそんな照れるな。ちょっと恥ずかしいのは俺も一緒だ」
「そ、そうじゃなくて! 私、スカートが……!」
「ははは。気にしない気にしない」
これからしばらくした後、“異常に背の高いゴスロリが現れる”という噂が近所でまことしやかに囁かれていた。
夏休み、十三日目。朝パート 安価成功?
名前:兄貴[] 投稿日:2011/08/04(木) xx:xx:xx.xx ID: xxxxxxxxx
ふははは! どうよ俺の危機回避能力!
しかも今回は正しい意味での危機回避能力だ!
次行っちゃうぜ!
>>914
―――――――――――――――――――
次スレは>>950くらいになったらセルフで立てますんでご心配なく。
1002Res/343.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。