過去ログ - ほむら「魔法少女」 なのは「続けてます」
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◆LFImFQtWF6
[saga]
2011/06/05(日) 22:46:34.75 ID:EB+WDQD70
第2話
『八神はやて』
「ふぅ、昼に集まるって後付だったけれど大丈夫なのかしら」
私は、見滝原から約1時間(次元転送必要)かかる海鳴市に来ていた。
かなり離れているとか考えていたけれど、とても近かったらしい。
≪ねぇ、本当に喋っちゃダメ?≫
≪当たり前。一応、普通の世界なのだから、貴女が喋っていては大問題よ≫
≪つまらない≫
「知ったことじゃないわよ」
私はそう吐き捨て、白い息を自分の両手に吐きつける。
寒い。
この寒さも、
私があの悪夢から抜け出せたことの証明に感じることが出来るから嬉しい。
海鳴市総合病院。
私がこの世界に来た時、最初にいた場所。
懐かしく思い、建物を見上げる。
「あいかわらず、綺麗な髪しとるんやね」
「え? あ……」
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