315: ◆BcaCp9aHJ6[sage saga]
2011/06/24(金) 00:04:16.80 ID:GrFMFIkKo
彼女は考え込む素振りを見せてから、
静かに首を横に振る。
「……ううん」
彼女の口から放たれるのは否定。
首を傾げながら、戸惑いをその表情に浮かべながら。
「私、どうしても、分からなくて」
「こんなに満たされているのに、こんなに日々がいとおしいのに」
「何かを、なくしてしまったみたいで」
「鹿目さん、あなたは……?」
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