47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage saga]
2011/06/08(水) 00:30:15.12 ID:dyIqxHodo
 そこまで説明して、深く息を吸う。 
 そして、吐き。 
  
  
 「その上でお願いしたいことがある。 
  魔物について、私も詳しいことは分かっていない。 
  今の状態のまま、彼女が魔法少女になることは、あまりに大きなリスクを伴う。 
  どうか不確定要素が消えるまで、彼女に契約を迫らないで欲しい」 
  
  
 ”頼む”。 
 インキュベーターへ。 
  
  
  
 「ああ、確かに合理的だ。 そうだね、今のところは様子見とさせてもらうよ」 
  
  
  
 そしてあまりにあっけなく、その言質を得た。 
  
  
 「ただ、僕にもお願いがあるんだ。 
  質問があるんだ、とにかく不思議で仕方がないんだよ。 
  僕には君と契約した記憶がないし、魔獣なんてものを聞いたこともない。 
  だが現実、君は魔法少女で、魔獣とやらはここ見滝原に出現している。 
  さあ答えてくれ。 君は何者だ?」 
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