82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga sage]
2011/06/13(月) 00:43:40.34 ID:A4OzF5fSo
「入ってもいいかい、美樹さやか」
「キュゥべえ……だっけ?」
窓を開けた瞬間、夜風が身体を打つ。
その音はまるで泣いているようで。
何故だろうか、不思議な胸騒ぎがした。
「悩んでいるのだろう、契約について」
「何で分かるのさ」
「僕も永いからね。 どんな子がどんな願いを持っているかくらいは、すぐに分かるよ」
「大したもんだわ」
「そして君には魔法少女の素質がある。 叶えられるよ、その願いを」
「治せるの?」
「ああ。 一切事故の痕跡などなかったような形で、治す事ができるだろう」
「………………そう」
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