過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
↓ 1- 覧 板 20
145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:07:54.78 ID:Jr2szphAO
霧島『あと、武器は、ウィッチ同様、遠距離型の武器であるユニバースだかユニバーサルだか・シグザウアーが一応、標準装備されています』
霧島『が、元々は型遅れの機体の付属品です。反作用の関係上、威力はそう強くはないので相手に決定的なダメージは与えられない。』
霧島『しかし、使いように寄っては相手の動きを封じる事は出来る。かもしれません。』
146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:08:50.66 ID:Jr2szphAO
頭「っつうか、いまの財務状況で買えるわけがないのであります」
敷島「し、しかしそれでは……!」
霧島『いいか、最強の武器は愛と勇気だ。かの国民的ヒーローもそれだけが己の味方だと言い切っていた。』
147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:09:50.98 ID:Jr2szphAO
―――――
一方、貨物船内。
船内は更に大きく揺れ動いていた。
148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:10:35.00 ID:Jr2szphAO
新兎「んふっ!!」
勇ましく立ち上がったのはいいものの、衝撃で船体が揺れ、
その勢いで神前は、向いの椅子に思い切り顔をぶつけてしまった。
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:11:27.02 ID:Jr2szphAO
一同「うわああああああああああああああああああ!!」
またもや機体が激しく揺れる。さっきよりも幾分か衝撃が強い。
男A「あんた、乗れるのか?」
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:13:14.69 ID:Jr2szphAO
新兎「い、いや…あの…『気持ち的に』ってだけで…あの……本当に軍人な訳じゃないですよ?あ…あはっ…あははは………」
男A「……」
必死で言い訳するものの、男の険しい表情は変わらない
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:13:45.83 ID:Jr2szphAO
新兎「ああ!もう良いですよ。バレちゃったもんは仕方がない。」
アリナ「こ…神前さん……」
新兎「彼女も…俺も『不本意ながら軍人』ですよ。アナタが軍人嫌いなことも、警備を断ったことも聞いてます。」
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:14:26.00 ID:Jr2szphAO
社長「ふっ……」
新兎「……」
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:15:20.72 ID:Jr2szphAO
――何度か大きな揺れが起きたものの、男数名の力によりどうにか強化ガラス性のドアに人、一人が通れる程度の穴がポッカリと開いた
社長「………」ハァハァ
男B「あ……開いた……」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:15:51.60 ID:Jr2szphAO
―――
機体が格納されている倉庫に向かった。
カバーを取ると、毒々しいまでの紅色と白い斑点
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)
2011/06/08(水) 01:16:40.65 ID:Jr2szphAO
新兎はハッチを開け、中を見ると…
確かに、きちんとした作りのコックピットが現れた。
モニターも、それから操作レバーも制御装置も申し分ないくらいに整備されている。
充電やセットアップもきちんと済まされているようだった。
1002Res/757.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。