過去ログ - 中2病SS『ようこそカスミへ!』
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690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)[sage]
2011/11/09(水) 12:58:05.00 ID:62JmT8wDO
アリナ「あの………」


新兎「お前らここまで言われてくやしくないの!?法律まで持ち出されて悔しくないの!?」

技術部員A「お前も少しは落ち着けよ」

新兎「なあんで!」


技術部員Aは新兎の首を抱えて密やかに、喋りだした

技術部員A「なんだかんだで、いままでずぅぅっとごはん作ってくれてたんだしさぁ、今回もなんだかんだで…な?」

新兎「プライドはないんですか」

技術部員A「プライドでおまんま食えたらこんなとこにいねえっちゅーの」

技術部員A「だから、今回は悪いことは言わねえ。おとなしくしとけ、な」

新兎「だけど」

技術部員A「俺達も見ての通り一枚岩じゃないんでね。これ以上下手な事しでかして、宇宙世紀もびっくりな三つ巴の二乗合戦でも繰り広げたいのか」

新兎「………」


確かに、彼の言う通り、艦内の勢力図は一見単純な様ではあるが
個性というか自己主張が強い者達の集まり故に、まとまっているように見えても統一観は全くと言って良いほどになく
しかも一部クルーは揉め事を退屈しのぎの余興くらいにしか考えておらず
火に油をドバドバ注ぎながら大量の薪を突っ込む様なことは十分考えられる。

しかも技術部を取り仕切る四人は馬鹿だ。簡単にのせられるだろう。


男vs女

などと言う簡単な図式より


馬鹿vs馬鹿vs馬鹿vs馬鹿vs馬鹿vs馬鹿

くらいの複雑な図式を作り出す方が簡単という奇特な人間達だった。





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