130:マクロスS ◆uYkn28wwx9Nx[sage saga]
2011/08/19(金) 23:11:38.86 ID:FoJ5E9Bl0
姫子「澪、久しぶり」
まもなく、敵機と接触しようかという時、士官学校時代の同期である、立花姫子が、澪に話しかけてきた。
澪「姫子、余裕だな」
姫子「そんなことないわよ」
姫子は、澪の言葉にしれっと答えると続けた。
姫子「ねぇ、賭けしない?
1機でも落としたのが少ない方が、多い方にイチゴパフェおごるってことで」
澪「なに言ってるんだ。
命が賭かってる戦いで、不謹慎だぞ」
澪が、学生時代のシミュレーションと同じのりの姫子をたしなめると、姫子は悪びれることもなく微笑み、続けた。
姫子「命賭けてるんだもん。
それぐらいなきゃやってられないわよ」
姫子はそう言うと、じゃぁ決まりねと一方的に宣言をし、通信を終えてしまった。
澪「姫子も相変わらずだ」
毒気を抜かれた澪は、あきれた様に微笑んだ。
澪「よし、いくぞ!」
士官学校時代の教官や同期、後輩達との懐かしいやり取りで、すっかり緊張がほぐれた澪は、気合を入れなおし、敵機へと向かっていった。
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