3: ◆rVDRt1VsVI[saga sage]
2011/06/09(木) 17:11:46.03 ID:58E1B54qo
「どうしたの、岡部。私の顔になんか付いてる?」
気づくと、紅莉栖がこちらの視線に気づいたらしく怪訝そうなまなざしを向けている。
「いや、何でもない」
「……変な岡部」
「オカリンが変なのは今に始まったことじゃなくねー?」
紅莉栖の言葉に反論しようかと考えていると、部屋の奥からけだるそうな声が聞こえてきた。
声の主はパソコンの画面から顔を離すことなく、声だけで会話に参加している。
「貴様にだけは変とは言われたくないぞスーパーハカー!」
「ハカーって言うなって言ってるだろっ!」
「どんぐりの背比べです、本当にありがとうございま……ハッ」
「……」
「……」
「な、なんでもないっ!」
「……フ、フフ……フゥーハッハッハッ!」
「わ、笑うなっ!この……HENTAI!」
この不変の日常のすべてが、今の俺にとってはたまらなく愛おしい。
願うなら、この世界がずっと……
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