過去ログ - 一方「俺が選んだのは」
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107:黒子毛
2011/06/15(水) 17:20:25.73 ID:3O5tfcnG0

後に残ったスキルアウトの男は財布を拾い上げた。

彼はその中身をろくに確かめようともせず、適当に自分のバッグへと放り込む。


その時、バッグからおかしなものが覗いた。


今しがた制服の男から手に入れたもの以外に、10ほどの札入れがギッシリと入っていたのだ。


一方「……」

当然、数十メートル先のバッグの中身が見えるほど、日本人の平均視力は高くない。

だが学園都市の頂点に立つ一方通行には些細な問題だ。


光のベクトルを操作してその不審な光景を見た一方通行は、無言のまま地を蹴った。




膨大な演算式が構築される。





彼は地面から自身を"発射"し、更に風のベクトルを操って空を翔けた。

かなりメルヘンチックに見える姿だが、本人にその自覚は無い。



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