207:黒子毛
2011/06/22(水) 18:03:55.98 ID:4IulXSOp0
そしてその本流は、何故か中心部に向かって丸まっている。
邂逅し衝突するその一点で、一対の翼同士が互いを潰しあうように絡み合い、毟り取っていた。
208:黒子毛
2011/06/22(水) 18:05:00.36 ID:4IulXSOp0
ぬっほっほっほっほやっちまったぜい
sagaつけてもう一度
209:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:05:27.98 ID:4IulXSOp0
そしてその本流は、何故か中心部に向かって丸まっている。
邂逅し衝突するその一点で、一対の翼同士が互いを潰しあうように絡み合い、毟り取っていた。
210:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:05:53.24 ID:4IulXSOp0
一方通行の背から噴出した黒い翼は、学園都市よりも"とあるもう一つの能力開発機関"に関わりの深いもの。
211:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:06:21.83 ID:4IulXSOp0
聖者としての力。彼の力はその片鱗だ。
212:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:06:49.69 ID:4IulXSOp0
『聖人』、と呼ばれる人間がいる。
世界にほんの一握りしか存在しない、身体的特徴が『神の子』と似通った者の事だ。
213:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:07:30.49 ID:4IulXSOp0
同じように、一方通行に突如発現した新しい力は魔術ではない。だがそれに非常に近しいものだ。
本来ならばイギリス清教などの庇護下に置かれ、崇め奉られるような存在。
214:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:07:56.17 ID:4IulXSOp0
一方「ぁがっ、ぐっ、ごァァァァぁぁぁっ!!!??」
215:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:08:50.68 ID:4IulXSOp0
何かが足りない。
216:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:09:17.84 ID:4IulXSOp0
一方通行の思考回路はまさしく"滅茶苦茶"だった。
脳の中に入り込んだ何かが自分を蹂躙し、脳味噌の中身をかき混ぜている。そんな気がした。
217:黒子毛[saga]
2011/06/22(水) 18:09:43.65 ID:4IulXSOp0
そしてその過程で、見つけてしまった。
自分が怪物になってしまった所以を。怪物に成り得た所以を。
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