46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 23:36:16.56 ID:goJOdKVm0
律「今日は、みんなに話さなきゃならないことがあってきたんだ。
……聞いて貰っても良いか?」
律の手が、震えていた。
だから私は必死に握り返す。
紬「うん、分かった。だから席に着きましょ?
……お茶はミルクティーで良いかしら?」
いつもの席に着くと、ムギの淹れた暖かい紅茶が出てきた。
緊張でカラカラに乾いた喉を、それで潤す。
甘くて優しい味が、私の喉を通って胃に溜まる。
律「えーと、何から話すか忘れちゃったんだけど……。
取り合えず簡潔に話すな」
それからの律の話はとても短いものだった。
でも、私には何時間にも感じた。聞いているのがとても……辛かった。
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