48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県)[sage]
2011/06/11(土) 23:41:40.81 ID:goJOdKVm0
律「……怖かったんだよ、拒絶されるのが」
律はそれに対し、穏やかな声と表情で喋る。
優しく、それでいて寂しそうな笑顔だった。
梓「拒絶なんかするわけないです!信頼ぐらいしてください!!」
もっと声を荒げて、梓は叫んだ。
そしてそれから、とてもとても悲しそうに小さな声で叫ぶ。
梓「知っていれば、あんな酷いこと言わなかったのに……。
昨日だって怒ったりしなかったのに……!!」
うわあああ、と梓は泣き崩れた。
律はその背中を優しく抱き締める。
律「その言葉で十分だよ。ありがとう、梓」
梓「ごめんなさ……ッ、わああぁぁあん!」
悲しい声を合わせ、私たちはまるで合唱するように泣いた。
ただ一人、律は冷静だった。
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