872: ◆3dKAx7itpI[saga]
2011/07/05(火) 20:33:34.70 ID:HyXMZVFfo
「……………………………」
「何だ、中身自体がわからないのか。 ならば君が知る必要はない。
すぐに判明するだろうからね」
ミーシャはベランダのドアを開けて静かに室内へ戻る。
エイワスが持ってきたのであろうクーラーボックスをジロジロと見つめ、
恐る恐るなのか興味本位なのか判断しづらい仕草でツンツンと指でつついた。
「それの中身は『鮮度』が命なんだ。 あまり乱暴に扱わないでくれよ」
「mxhhdo中身utidb提示laowyr」
「ふふ……やはり気になるか？ そうう純粋無垢なところは可愛いなぁ君は」
部屋の住人が全員寝静まる中、天使と怪物が人間には理解出来ない会話を繰り広げていた。
それはとても不気味で、でもそれはとても不思議な、まるで童話絵本の一ページのような光景。
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